CAREER GUIDE BOOK 2025
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● 大学3年生の4月頃から、夏期インターンシップの情報が公開● 積極的にインターンシップに参加しよう夏頃に実施されるインターンシップの情報が3年生の4月頃から出始めます。応募締め切りを逃さないように、夏のインターンシップ参加を目標に、そこから逆算して、なるべく早い時期から情報収集を行ったり、自己分析を行ったりするなど、できることから就活準備をスタートさせると良いでしょう。学業との両立もありますが、就活は早ければ早いほど、納得のできる就職につながるでしょう。インターンシップは、主に夏や秋・冬に開催されます。「働く」ことを実際に体験できるインターンシップは、「自己PR」の内容をさらに充実させる貴重な経験となります。また、参加した企業からさまざまなアプローチが受けられるというメリットもあります。このチャンスを逃さず、うまく活かして就職活動を有利に進めましょう。就職活動を何から始めて良いかわからない人は、まず逆求人型のサービスに登録してみるのも一つの方法です。逆求人型サービスとは、学生が登録したプロフィールや自己PRを見て、企業が興味をもった学生にオファーを送る就職活動スタイルです。そのため、企業研究や業界研究などの準備ができていない段階からスタートすることができ、自分では知りえなかった企業と出会うことができるなど、視野を広げられることがメリットです。性格テストについて逆求人型では、適性診断機能等の自己分析ツールが付いていますが、やり直しができない場合もあるのが注意点です。企業が診断結果の内容で学生を検索する際にも利用されるため、ウソを書くことはないですが、ネガティブな気持ちで書くより、ポジティブな気持ちで書くことをお勧めします。オファーの来る件数、内容に影響します。 現行のルールでは、政府によって「広報活動(説明会など)の開始日」や「採用選考活動(面接など)の開始日」が設けられています。しかし、強制力はないため、優秀な人材の確保のために、政府要請のスケジュールよりも早めに選考活動をスタートさせる企業も数多く存在します。 また、業界や外資系企業、ベンチャー企業などによっても選考時期は異なります。最近では、企業が必要な時期に年間を通じて採用活動を行う「通年採用」も増えているなど、各企業の採用スケジュールは多様化しています。 そのため、「知らない間に志望企業の選考が終わっていた」ということのないように、志望する業界や企業の選考スケジュールの動向に注意する必要があります。一般的に「就活解禁日」と言われる3月1日になってから動き出すのではなく、大学3年生の早期からしっかり情報収集に取り組むことが重要です。ここがPOINT!6まずは、就職活動のポイントをチェックしよう。大学3年生からの活動が重要です。就職活動は早期化していますー 逆求人型(オファー型・スカウト型)サービス ー就職活動のポイント

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