次のページへ続く自己分析は就活における重要な工程のひとつです。過去の出来事や経験を振り返り、自分の強みや興味、特徴を導き出していきます。そこから自分が将来何をしたいのかが見えてきて、就活をする上での基準つまり「就活の軸」を定めることができます。自己分析がしっかりできていれば、具体的でオリジナリティのある自己PRの作成へと繋がり、面接でも自分らしく質疑応答ができるようになります。自己分析と並行して、業界・職種・企業についてもしっかり研究することが必要です。業界研究をすることで、世の中にある業界の種類やその特徴を知ることができ、志望業界の発見に繋がります。同じ業界でも、企業によって考え方や規模などが異なり、同じ企業内でも職種によって仕事内容が異なります。興味や関心、キャリアプランを考えながら業界・職種・企業を絞り込んでいきましょう。筆記試験やWebテストは、多くの場合、応募者を絞り込むために実施されます。基礎学力や適性を把握するもので、問題の難度はそれほど高くなく、練習をして問題に慣れておくことが大切です。面接に進むための選考になることが多いので、早めに対策をして準備しておきましょう。性格検査は、ウソをつくことはないですが、ネガティブな気持ちより、ポジティブな気持ちで回答することをおすすめします。自己PRは、例えるなら「自分という商品を企業に売り込む」ことです。「自分という商品の素晴らしさ」を、過去の経験や将来の可能性などを交えてエントリーシートや面接の場で企業にアピールします。自己PRをしっかりと準備しておけば、その後の就職活動の大きな武器となり、成功につながります。何度も試行錯誤して書き直し、自分の強みを最もアピールできる内容に仕上げていきましょう。エントリーとは、企業に対して「興味があります」と意思表示することを指します。気になる企業を見つけたら、いつからエントリーが始まるのかの情報収集も忘れずに行うことが大切です。また、多くの企業が書類選考で、エントリーシート(ES)を採用しています。設問の定番は「自己PR」と「志望動機」。取り組んできた自己分析や業界・職種・企業研究の成果を試されます。採用試験の中で最も重視されるのが面接です。企業は「この人と仕事をしたい」「この人なら入社すれば活躍しそうだ」という視点で学生を判断します。落ち着いて臨めるように、自己PRをきっちり整理し、自己PRを話す練習や、よく聞かれそうな質問に対する答えの練習をしておきましょう。練習の努力の時間が自信を生みます。努力した分だけ、本番では自信にあふれた面接対応ができます。各ステップをきっちりとこなしていけば、就活に怖いものはありません。ガンバレ就活!7自己分析業界・職種・企業研究筆記試験・Webテスト面接を受けるまでに具体的に準備や練習が必要なこと自己PRエントリー・エントリーシート提出面接
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