まずは、電話などで早急に内定先に連絡をしましょう。内定先について紹介者がいる場合や、自分ひとりでは判断が難しい場合は、研究室の先生、もしくはキャリアセンターに相談して下さい。就職先によっては、大学としてのお詫び状が必要な場合があります。後輩の就職にも影響を与えるため、丁寧な連絡を心がけてください。大学(推薦書を書いた教授や事務など)から詫び状を送ることもありますから、教授やキャリアスタッフと相談のうえ連絡することが大切です。想定される電話の会話は以下になります。 私 「私、○○大学薬学部薬学科の○○ ○○と申します。人事課の○○様にご報告がありお電話させていただきました。○○様はおいででしょうか」相手 「少々お待ちください」担当 「こんにちは。○○です」 私 「○○大学薬学部薬学科の○○ ○○です。この度は内定をいただきありがとうございました。そのことでご報告がありご連絡させていただきました」担当 「どうされました?」 私 「先日実施されました学内の卒業試験(国家試験)では、私の力が足りず不合格になり、恥ずかしいことですが卒業延期になってしまいました。私としては4月から薬剤師として働かせていただきたいと卒業を心待ちにしておりました。私の力不足で、貴社にご迷惑をおかけすることになり申し訳ございません。是非、お伺いした上でお詫びさせていただきたいのですが、少々お時間を頂戴できますでしょうか」担当 「そうでしたか。残念です。 わざわざお出でいただかなくても結構ですので…」 または 「○日の○時頃なら時間が取れますが、ご都合はいかがでしょう」との話があるかも知れません。その場合、内定を保留して、次年度採用の話があるかも知れません。<主に6年制向けコンテンツ>15内定を辞退する場合の対応(詳しくはP.102)卒業延期(国家試験不合格)になったとき❶7
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