就職活動のためのキャリアハンドブック
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3❶❷❸❹❺❻❼ 116【本文】本文の基本構成とポイント 社会人のビジネスメールにおける本文の基本構成は、「宛名(相手の社名、部署名、名前)」「挨拶・自己紹介」「伝えたい用件」「締めの❸ 宛名 企業名や部署名、役職名、担当者名を省略せずに記載しましょう。 LINEなどに慣れている学生の場合、宛名を入れずに送ってしまうケースが見られます。しかし宛名がなければ「誰宛に送られてきたものな❹ 挨拶・自己紹介 初めてメールする場合、書き出しは「初めてメールさせていただきます」「お世話になります」などとし、2回目以降のやりとりでは「お世話❻ 挨拶 本文の後には挨拶を書きましょう。❼ 署名 メールの最後に入れます。氏名、大学名、住所、電話番号、メールアドレスを記載しましょう。あいさつ」「署名(本人の学校・学部・学科名、学年、名前、連絡先など)」です。それぞれのポイントを把握しましょう。のか」を把握できない可能性があります。返信メールの場合も同様に宛名を入れましょう。 ※部署のみわかっている場合  △△株式会社  人事部 採用課 採用ご担当者様 また、企業から「担当者○○宛にメールをお送りください。」とされている場合、「○○宛」では失礼にあたります。「○○様」とするのが常識です。(手紙でも同様です。)になっております」などとしましょう。 その後、改行した上で、「自分の学校・学部・学科名と名前」を書いて名乗りましょう。❺ 本文 長くなるのであれば、適当な箇所で改行を入れましょう。段落を変える際には1行空きを入れます。見やすさを考えながら、要点を簡潔に伝えることが大切です。△△株式会社人事部 人事採用担当課田中 花子様お忙しいところ、メールにて失礼いたします。私は○○大学○○学部○○学科の山田太郎と申します。本日はお忙しい中、面接の機会をいただきまして、誠にありがとうございました。面接では、会社案内やホームページなどで知ることができない情報をたくさん教えていただき、大変勉強になりました。中でも「新プロジェクトに取り組む際は、全社員が意見を出し合う」というお話に大変興味を持ち、貴社へ入社したい気持ちが強まりました。取り急ぎ、面接の機会を頂戴したことのお礼とさせていただきます。今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。北海道大学○○学部○○学科◯年生山田 太郎〒123-0123北海道○○市○○町○○ハイム123号室TEL:090-XXXX-XXXXmail:○○○○@○○.ac.jp※担当者名がわかっている場合  △△株式会社  人事部 採用課  ○○ ○○様❶ 宛先 送り先のメールアドレスを確認し、間違えないように入力しま❷ 件名 ひと目で用件がわかるように書くことを心がけましょう。相手のメールへの返信では、件名を変えず、「Re: 」を残しておく方がわかりやすいので、最後尾に学校名と自分の名前を付け加えるとよいでしょう。しょう。 「_(アンダーバー)」や「-(ハイフン)」、「0(ゼロ)」と「O(オー)」、「1(イチ)」と「l(エル)」など、間違えやすい文字には注意しましょう。 例 「Re:選考結果と面接日時のご連絡(北海道大学     ○○学部 ○○○○)」※担当者が複数名の場合 ○○様 ○○様 (一人一人に様を付ける)宛先:△△△△@△△.co.jpCc:件名:面接選考のお礼(北海道大学○○学部 山田太郎)面接後のお礼メールの書き方のポイント

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