就職活動のためのキャリアハンドブック
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拝啓 ○○の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。先日は、採用の内定通知をいただき、誠にありがとうございました。先般、お電話でも申し上げましたとおり、私の身勝手な都合で申し訳ございませんが、この度の内定を辞退させていただきたく存じます。選考におきましては、田中様に大変お世話になっておりましたのに、ご迷惑をおかけすることになり、本当に申し訳ございません。末筆ではございますが、貴社のご発展を心よりお祈り申し上げます。○○○○年○月○日北海道大学○○学部○○学科△△株式会社 人事部 人事採用課 田中 敬具山田 太郎花子様127あなた:「私、北海道大学◯◯学部◯年生の山田と申します。先日は採用の内定通知をいただき、ありがとうございました。この度の内定を辞退させていただきたく、お電話いたしました。大変、身勝手なお願いとなり誠に申し訳ございません」「よろしければ、理由をお聞かせいただけますか?」「はい。実は、かねてより憧れであった海外営業に携われる企業様より内定をいただきました。自分の語学力を社会に出ても活かしたいという思いもあり、じっくりと考え抜いた結果、その企業様の内定を受けようと思いました」「そうですか、残念ですね」「田中様には、大変お世話になったにもかかわらず、ご迷惑をおかけするようなお返事になってしまい誠に申し訳ございません。よろしければ、直接お会いしてお詫び申し上げたいのですが、後日お時間をいただけますでしょうか?」「いえ、こちらのお電話で十分です。内定をお受けになる企業で頑張ってください」「ありがとうございます。この度は、本当に申し訳ございませんでした。それでは失礼いたします」担当者:あなた:担当者:あなた:担当者:あなた:      内定取り扱いについて内定(内々定)を得ると、企業によっては内定承諾書や後付け推薦書の提出を求められる場合があります。まだ就職活動を継続される場合などは、提出について悩む相談も多くあります。内定の取り扱いや就職活動の継続、進路の決定などについても相談があれば、キャリアセンターのキャリア相談をご利用下さい。内定辞退の電話例内定辞退の手紙例

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