就職活動のためのキャリアハンドブック
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1 「障害者雇用促進法」は、障がいのある人が能力・適性に応じた仕事に就き、自立した生活を送ることを目的とした法律です。従業員数にもよりますが、事業主は、従業員に占める身体障害者・知的障害者・精神障害者の割合を法定雇用率以上にする義務があります。2 障がい者雇用での就職活動では、双方のミスマッチを防ぐため、自身の障がいの症状や程度に加えて、通院の必要性や必要機器の有無、通勤の配慮などをきちんと企業に理解してもらう必要があります。仕事への不安があれば医師にも相談し、採用試験の段階で企業に伝えましょう。大切なのは、企業に配慮してもらいたいポイントをしっかりと伝えること。その上で、会社に貢献できる力をアピールすると良いでしょう。3 障がいの程度によっては、働く上で制限のある内容や適さない仕事があります。例えば色が判断できない場合、信号機の色の判別をしないといけない航空機(自衛隊も含む)、鉄道、タクシーなど、運転・操縦にかかわる仕事は難しいでしょう。また、車椅子が必要な場合、営業など外出することが多い職種にかかわるのも難しい場合があります。過去の就職実績から参考にできることも多いので、まずはキャリアセンターへ相談してみましょう。● ウェブ・サーナ https://www.web-sana.com/● クローバーナビ https://www.clover-navi.com/● ハローワークインターネットサービス 「障害のある皆様へ」 https://www.hellowork.mhlw.go.jp/member/sy_guide.html4CHECK!143「障害者雇用促進法」について採用試験できちんと伝えよう仕事内容の制限について障がいのある人の就職活動を支援する就職情報サイトLESSON.45自分に合った働き方ができる企業を探そう!障がいのある人の就職活動

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