就職活動のためのキャリアハンドブック
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144就職を考える際、最初からやりたい仕事が決まっA.ているという人はそれほど多くありません。ただ業界一覧を眺めても今ひとつピンとこないかもしれません。もっと社会、企業、仕事、働き方についての情報を増やしましょう。例えばキャリアセンター主催のガイダンスやインターンシップに参加し、これまでにない経験をしてみる、北大OB・OGの就職先を探してみる、同じ学部・専攻の先輩、社会人から仕事や会社の話を聞いてみる、など「動いて」みましょう。それによって自分がどのような仕事にやりがいを感じられそうか、どのように働きたいかを考える契機とし、具体的な仕事選び、企業選びにつなげていきましょう。自己分析業界・職種・企業研究インターンシップへの参加が全ての企業で就職にA.有利ということは言えません。インターンシップ参加により企業での仕事理解や業界理解を深めることができますので、本選考への応募にその経験を活かせる点はプラスになると言えます。但し、一部の企業ではインターンシップに参加した学生に対し(あるいは参加時の評価により)、早期選考等のスケジュールを案内するという場合もあります。志望度の高い企業があれば、できる限りインターン参加を考えましょう。自己分析インターンシップ自己分析から内定まで、就職活動のさまざまな疑問に回答するQ&A集です。就職活動のヒントにしてください。華々しいエピソードは必要ありません。「自分らしさ」が伝わるエピソードを見つけましょう。本当に納得できる会社に入社が決まったときが、自己分析を終えるときです。QUESTION&ANSWERA. これまで、ただ漠然と日々を過ごしてきた訳ではないはずです。学生生活を通じて、一生懸命になったこと、何かを得ることができた経験などはありませんか?華やかなものである必要はありません。学業や趣味にも目を向けて、自分らしいエピソードを探してみましょう。そして、なぜそれに力を注いだのか、どう取り組んだのか、それから何を得られたのかを明らかにできれば、立派な自分らしいエピソードになります。A. 自己分析をスタートさせて、すぐに完璧な答えが出ることはありません。「志望動機が書けない」「エントリーシートが通らない」など壁にぶつかったときや、さまざまな企業・人と出会うことで自分の進む方向性を見直したくなったときなど、自己分析は状況に応じて「何度も繰り返し行う」ことが重要です。そうすることで徐々に考えがまとまり、自分の強み、さらには自分に合った企業・仕事が見えてきます。内定を獲得し、本当に納得できる会社に入社を決めたときが、自己分析を終えるときと言えるでしょう。就活の疑問や不安を解消!「就活Q&A」Q.1自信を持ってアピールできるエピソードが思い当たりません。Q.3やりたい仕事が決まっていません。どのように活動すればよいですか?Q.2自己分析は、いつまで続ければ良いのでしょうか?Q.4インターンシップに参加すると就職に有利になりますか?

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