就職活動のためのキャリアハンドブック
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自己分析4 これから、説明会やOB・OG訪問、選考などを通じて、直接企業と関わる機会が増えてきます。さまざまな人の話を聞き、視野が広がることで「この仕事、実はおもしろいかも」「この会社に興味が出てきた」と、興味や関心が以前と変わることもあるかもしれません。自己分析の結果も大切ですが、それはあくまでも就職活動前の自分が行ったこと。自分の「軸」は大切にしながらも、直接話を聞いて「やってみたい」と感じたその感覚は、ぜひ大切にしてください。➡建設業界➡営 業➡マーケティング、商品開発➡研 究➡企 画➡IT技術者➡地元に勤務地がある企業➡平均年収、諸手当、賞与が良い企業➡若手が活躍している企業➡理念に共感できる企業➡研修や教育制度が充実している企業業 職 界種業1企 PART25建物をつくりたい大学で学んだ材料工学の知識を活かしたい➡鉄鋼業界、非鉄金属業界➡アパレル業界、繊維業界洋服に関わりたい➡食品業界、飲料業界食に興味がある➡旅行業界旅行が好き説得力のある説明が得意調査・データの分析が得意新しいものを生み出したいアイデアを生み出したいプログラミングが得意地元で働きたい高い収入を得たい若いうちからバリバリ働きたい考え方や方針を重視する知識や技術を身につけたい 3 「パソコンに興味がある」と言っても、その関わり方は「作る」「売る」「使う」などさまざまです。業界や職種、企業についての知識がないと、自分の抱いているイメージに頼りすぎてしまい、後になって「こんな会社もあったんだ!」と後悔することになります。そうならないためにも、業界・職種・企業研究を進めながら、自分の「軸」を落とし込んでいきましょう。そうすることで、進みたい方向が見えてくるでしょう。大切にしたい「軸」がたくさんある場合は、優先順位をつけよう。こだわりがたくさんあっても、全てを満たす会社は存在しないでしょう。それよりも「自分がこだわる理由」から整理し、「絶対に譲れない」「できれば満たしたい」などの優先順位をつけることが大切です。目安は、それぞれ3つくらいが良いでしょう。自分の「軸」を業界・職種・企業に落とし込む例ガンバレ就活!業界・職種・企業を研究しながら考えていこう 興味の変化も大切に

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