就職活動のためのキャリアハンドブック
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● 業界研究・企業研究の足掛かりになる● 参加しやすい● 低学年から参加できる35 オープン・カンパニーは企業が自社や業界の情報提供やPRすることを目的としたものです。オープンキャンパスの企業・業界・仕事版を想定しており、就業体験はありません。 具体的には、企業や就職情報会社や大学のキャリアセンターが実施するイベントや説明会がオープン・カンパニーに分類され、企業による事業・業務説明(座学)、社員への質問会、職場見学といったプログラムが用意されます。 オープン・カンパニーにはたくさんのメリットがあります。オープン・カンパニーでは企業による事業・業務説明(座学)、社員への質問会、職場見学といったプログラムが用意されるので、知らなかった業界・企業の知識を得ることができます。学生にとってそういった情報収集が一番の目的になります。それによって興味や視野を広げ、キャリア形成の間口を広めることによって、「自分は将来何をしたいか」の就活の軸につながります。オープン・カンパニーは基本的に超短期(単日)で行われることが多いため、あらかじめ日程を確認しておけば予定を空けておくことも簡単です。現地へ赴く場合もあれば、オンラインやオンデマンド配信などの形態もあるため、気軽に参加することができます。オープン・カンパニーは基本的に年次不問として参加を受け付けますので、余裕があれば低学年からどんどん参加することも可能です。早いうちから参加しておくことで自身のキャリアについて考える時間を多く取れるので、就活本番が始まっても効率的な企業選びがしやすくなります。オープン・カンパニーの具体的な特徴とメリット4 ここでは、オープン・カンパニーが具体的にどういうものなのかを見ていきましょう。早い時期に参加可能なイベントを積極的に利用して、就活のスタートダッシュを決めようタイプ1のオープン・カンパニーやタイプ2のキャリア教育は参加学生の年次は不問とされていて、学生の就活の入り口として設定されています。ですので、気おくれする必要は無く、興味のあるプログラムがあれば学業に支障の無い範囲で積極的に参加し、知識や経験を積み重ねていきましょう。オープン・カンパニーの具体的な特徴オープン・カンパニーのメリット

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