就職活動のためのキャリアハンドブック
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6 ここではインターンシップを3つの形式に大別して紹介しています。各形式毎の特徴を把握し、自分の目的に合ったインターンシップに参加しましょう。 なお、2023年4月以降のインターンシップに関しては、人事担当者以外の社員が指導にあたり、かつタイプ3では学生にフィードバックを行うことが必須とされています。 最近ではオンラインでの実施も増えています。● 深い企業研究ができる● 企業内での仕事の実際を経験できる ● 一歩踏み込んだ業界・企業研究ができる● コミュニケーション能力が身につく ● 社会人に必要なスキルが身につく● 「働く」ことをリアルに経験できる 7 自宅から参加できるオンラインのインターンシップを実施する企業も増えています。オンラインならではの注意点を意識しておきましょう。オンラインであれ、対面であれ、インターンシップは会社や業界、仕事の面白さに触れる絶好の機会です。積極的に参加していきましょう。38参加企業の業務を社員と一緒に体験することができる形式のインターンシップ。社員とマンツーマンで課題に取り組んだり、銀行の窓口業務などをロールプレイング形式で行う疑似体験だけでなく、実際に営業現場に同行したり、社内会議に参加できるものもあります。仕事体験に加えて社員交流の機会も多いため、企業研究に非常に有効なインターンシップです。POINTその企業に関連する課題に対し、参加者がグループで協力しながら解決策を導き出し、最終的にプレゼンテーションによる発表を行う形式のインターンシップ。粘り強く話し合い、グループ内の意見をまとめる力や相手を納得させるプレゼンテーション力といった、仕事に求められる能力をグループワークを通じて体感することができます。POINT報酬を得ながら行う形式のインターンシップ(タイプ3は基本的には無給、タイプ4は有給)。社員と同じ環境で業務を行うため、社風や社員の雰囲気をダイレクトに感じ取れるだけでなく、仕事のやりがいや大変さをリアルに経験することができます。プログラムの特性上、他社のインターンシップと並行して参加することは難しいですが、社会人として必要なビジネススキルやマナーが身につくなど、得るものが非常に多いでしょう。POINT 従来、「1day仕事体験」や「短期インターンシップ」と呼ばれていたものもありましたが、2023年4月以降、「就業体験が必須かどうか」という基準において、インターンシップとオープン・カンパニー、キャリア教育は区別されました。就業体験が必須のものをインターンシップ、任意のものをキャリア教育、ないものをオープン・カンパニーと呼称します。➡ P.34「オープン・カンパニー」を参考にしよう!インターンシップは就業体験が必須に仕事体験型課題解決ワーク型就業型インターンシップ形式別の特徴オンラインインターンシップ参加時のポイント

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