就職活動のためのキャリアハンドブック
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51【就職四季報の種類】● 総合版:採用数の多い大手企業を中心に掲載● 女子版:女性学生に役立つ情報として、産休・育休、女性役職者数、女性勤続年数などのデータを掲載● 優良・中堅企業版: 中堅・中小企業の中で、業績面で比較的安定した有力企業や、今後大きな成長が期待される成長企業が取り上げられています。 企業研究の一例として、金融庁のEDINETから上場企業の情報を調べる方法があります。EDINETは、「金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム」のことで、企業から提出された書類をインターネット上において閲覧できるサイトです。 有価証券報告書には、企業の概要や沿革、事業内容などの基本的な情報から、生産や受注及び販売の状況や企業の対処すべき課題、事業等のリスクといったCHECK!● 金融庁 EDINEThttps://disclosure.edinet-fsa.go.jp/WEEK0010.aspx情報まで掲載されています。 特定の企業名を指定して検索できるほか、志望する業種ごとに検索することも可能。企業研究に役立つ豊富な情報がそろっているので、ぜひEDINETを活用しましょう。会社四季報とは 上場企業の最近の近況に関するコメント、株主構成、財務データや財務指標、業績推移や今期と来期の業績予想などが掲載されている企業情報のハンドブック。会社の特徴、株主構成、財務諸表、最近の業績、今後の見通しなど、投資のためのさまざまな情報を知ることができます。年4回発行(3、6、9、12月)就職四季報とは 事業内容や業績といった企業の基本データに加えて、採用の内訳、採用実績校、離職率、福利厚生制度、就職試験の内容、選考のポイントなどの就職関連データが盛り込まれています。年1回発行(1月)志望業界だけでなく、他業界の企業も研究しよう。志望とは少し違う業界でも、考え方に共感できたり、働き方が自分に合う企業が見つかることもあります。視野を広げ、複数の業界の企業を研究してみると良いでしょう。また、OB・OG訪問などで実際に働いている先輩社員に話を聞くことも、業界・企業・職種研究に大きく役立つでしょう。EDINETを活用しよう四季報から企業研究をしてみよう6

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