● 業界・企業研究に関するテーマ・ (受験企業)の新しいキャッチコピー・ (受験企業)で働く上で必要な要素とは ・ コンサルタントで最も重要な能力とは・ (受験企業の業界)が今後どうなっていくか、 そこで、(受験企業)が取り組むべき課題は何か● 仕事観に関するテーマ・ 学生と社会人の違いとは・ 技術職に必要な資質とは・ 終身雇用制度の是非について ・ 部下から尊敬される上司とは 3 グループディスカッションのテーマ例としては以下のものがあります。● アイデア・企画力に関するテーマ・ 100万円自由に使えるとしたらどう使う?・ 無人島にひとつだけ持っていくもの・ 大学生をターゲットにした飲料品の企画・ 外国人観光客を2倍にするためにはどうするか4 グループディスカッションでは積極的な姿勢で取り組むことが求められますが、面接官にアピールしようとするあまり自分ばかり発言する、他の人に発言する機会を与えない、自分の意見が正しいと主張しすぎるなどは積極性を通り越した自己中心的な振る舞いとして悪印象になってしまいます。先述のとおり、グループディスカッションはグループ内での議論や発表を通じて集団における適性が評価される選考形式です。グループ全体として良い議論を行うために、他のメンバーとコミュニケーションを取りながら、現在の議論を円滑に進めるために自分が何をすべきかという意識で取り組むことが大切です。 また、せっかく良い議論が出来ていても採用担当者に伝わらなければ意味がありません。グループ内の議論の様子が面接官にも伝わるように、声の大きさなどにも気を配るようにしましょう。5 グループディスカッションでは、同じ学生同士で取り組むということもあり、議論が白熱してくると、つい普段の振る舞いやクセが出てきてしまいがちです。人事担当者はそういった議論中の態度にも目を光らせています。右記のような行為は悪印象を与えてしまうので、特に注意するようにしましょう。107 例にもある通りグループディスカッションで課題となるテーマは幅広く、試験当日に発表されるケースがほとんどのため、出題テーマの事前対策を立てることは難しいかもしれません。ただし、日頃から新聞やニュースなどに目を通し知見を広げることはグループディスカッションの場でも活かせる機会が多くあるでしょう。・頬杖をつく・腕組みをする・足を組む・過度に髪をいじる・イスにもたれかかって座る・ペンまわしをする・顔を上げずにメモばかりとる などグループディスカッションのテーマ例グループディスカッション中に気をつけるべきこと議論中の態度にも注意テーマ例印象を悪くしてしまう振る舞い(例)
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