北海道大学 就職活動のためのキャリアハンドブック 2025
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- 回答例 -97 ❶目標を達成するために努力できることです。私は、高校時代に家族で行ったフランス旅行で海外に魅力を感じ、「もっとさまざまな国に行ってみたい」と強く思いました。そして大学入学時に「大学4年間で毎年3回以上の海外旅行をする」ことを目標にしました。❷その目標を達成するために、授業後や休日にコンビニエンスストアでアルバイトをしました。ときには週に5〜6回勤務することもあり、アルバイトが辛いと思う時期もありましたが、その度に入学時の決意を思い出し、現在までアルバイトを続けることができました。努力の甲斐があって、アメリカやギリシャ、中国、インドなど多方面に旅行することができ、その目標は現在まで順調に達成しています。❸社会に出てもこの強みを武器に、目標に向かって努力していきたいと思います。 ❶私の強みは、物事をミスなく正確にこなすところです。大学でスノーボードのサークルに所属しており、経理担当としてサークル費を管理しています。サークルには1年生から4年生まで約80名のメンバーがおり、その人数分のサークル費や合宿費などを、私を含めた2人だけで管理しています。お金に関することですので、些細なミスも許されません。そこで私たちは、❷間違えやすいポイントを書き出し、オリジナルのチェック表を作成し、2人で何度も見直すようにしました。その結果、これまで1円の誤差もなく管理することができ、メンバーからの信頼も厚くなっています。❸仕事においても、この正確に物事に取り組む姿勢を発揮して、一つひとつの業務を確実に行っていきたいと思います。ここがPOINT!❶ 自分の強みを最初に伝えてアピールポイントを明確に❷ 根拠となるエピソードや実例を伝えよう❸ 自分の強みを仕事にどのように活かしたいのかを伝えよう威圧的な面接には落ち着いて冷静に対応するのが正解。面接官がわざと威圧的な態度をとったり、答えにくい質問をする圧迫面接。ストレス耐性や志望度を見極めることが目的なので、落ち着いて冷静に対応しましょう。あなたの強みを教えてください。質問例 「自己アピールする」という意味では左ページの質問と似ているように思えますが、質問に対する答えとして、ここでは「強み」の結論を最初に伝えましょう。もちろん、ここでもエピソードを交えて話さなくてはいけません。また「その強みを仕事にどう活かすか」を伝えることも重要なポイントです。

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