● JREC-IN Portal https://jrecin.jst.go.jp/ 大学教員には教授、准教授、講師、助教、助手といった職階に分けられます。その仕事内容は、学生の教育・指導、専門分野の研究、大学の管理・運営など多岐にわたりますが、その中でも中心的な業務は「教育」と「研究」であり「教育」は、専門分野の講義を行うことはもちろん、実験・実習などの指導や論文作成の指導も行います。「研究」については、実験、文献調査、フィールドワーク等を行い研究を進めた上で、国内外の学会参加や発表、論文の作成と学術雑誌への投稿、研究費の申請と管理執行等を行うことが主な業務になります。 大学教員になるためには、大学院の修士課程・博士課程に進むのが一般的で、採用は各大学や学部ごとに行われます。助教から准教授、教授と各職階への昇進には優れた研究業績が求められます。最近では、研究機関や民間企業でキャリアを積んできた人材を登用するケースもあります。大学教員のキャリアステップイメージ学部大学院(修士・博士)助手/助教研究機関・民間企業等講師(常勤・非常勤)准教授教授高い専門性を活かし、後進人材の育成を担う仕事! 高等専門学校(高専)教員には、大学教員と同様に教授・准教授・助教、講師といった職階があります。教員になるにためは、修士課程以上の学位が必要となります(教員免許は不要)。その仕事内容は、自らの教育研究活動に加えて、5年次の卒業研究および専攻科の学生に対して研究指導。勉学・生活指導、クラブ指導、寮生活の指導等、学生生活全般にわたる指導を行います。 高等専門学校(高専)教員になるためには、所在する高等専門学校が所在する7つの地区(北海道、東北、関東・甲信越、東海・北陸、近畿、中国・四国、九州)いずれかの国立大学法人等職員採用試験(独立行政法人国立高等専門学校機構が実施)に合格する必要があります。CHECK● 国立高等専門学校機構 「国立51高専 教員公募」 https://www.kosen-k.go.jp/ company/recruit/joho_kobo.html105大学教員の仕事高専教員の仕事12大学教員・高専教員をめざす
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