卒業・修了前年度の春〜秋頃卒業・修了卒業・修了年度の前年度の冬頃4月・5月6月・7月卒業・修了年度の卒業・修了年度の8月・9月卒業・修了年度の※試験区分や自治体によりスケジュールは異なるため、必ず人事院・自治体が発表する最新情報を確認しましょう。志望する職種や自治体の、今年度の採用状況を調査● 採用があるかないか● 昨年はどれくらいの採用人数だったか● 試験はどのような形式で行われているか採用されるまでのスケジュールを計画● 受験する試験や複数併願、 企業への就職活動も含めて検討する試験勉強を開始● 受験する職種や自治体の過去問題などを 調査し、それに合わせた勉強を行う 公務員試験には、一般的に1)基礎能力試験(教養試験)、2)専門試験、3)論文・作文、4)面接・集団討論等、の4種類があります。ただし、専門試験の出題範囲が自治体ごとに異なっていたり、あるいは専門試験や論文・作文が省かれる場合など、各省庁、自治体によって、また試験区分によってもさまざまです。 試験内容は事前に発表されるので、受験を希望する試験がどのような内容で実施されるかを把握しておきましょう。基礎能力試験(教養試験)専門試験論文試験面接・集団討論地方公務員の場合、大学卒業者は「大卒程度」の試験は受験できますが、「高卒程度」の試験は受験できないことがあります。また、公務員を志望するには基本的に日本国籍を有する必要がありますが、試験区分によって不要な場合もあります。いずれの省庁、自治体においても、大半の1次試験で基礎能力試験(教養試験)が実施されます。公務員をめざす人であれば、必ず突破しなければならない第一関門とも言えますので、しっかりと勉強しておきましょう。109卒業・修了後の4月▶ 公務員としてスタート◎国家公務員 試験日程公示◎国家公務員(総合職) 受付開始/第1次試験/第2次試験(筆記)◎国家公務員(一般職・専門職) 受付開始◎地方公務員(上級/都道府県・市町村) 受付開始◎国家公務員(総合職) 第2次試験(政策課題討議・人物)/最終合格発表/官庁訪問◎国家公務員(一般職・専門職) 第1次〜第2次試験 /官庁訪問◎地方公務員(上級/都道府県・市町村) 第1次試験〜第2次試験◎国家公務員(一般職・専門職) 最終合格発表◎地方公務員(上級/都道府県・市町村) 最終合格発表◎地方公務員(中級・初級/都道府県・市町村) 受付開始〜第1次試験◎地方公務員(中級・初級/都道府県・市町村) 第2次試験〜最終合格発表一般教養や常識を問われる択一式の試験。知能分野、知識分野の2つに分けられる。それぞれの職種に応じた専門的な知識を試す試験。択一式や記述式で行われる。課題に対して、文章で自分の意見を筋道を立て述べることができるかを評価される。志望者の人柄などを評価。個別や集団での面接、課題に対して討論する集団討論などがある。P52 「公務員試験対策に役立つサイト」 もチェックしよう 省庁や自治体ごとに試験スケジュールが定められていますので、受験申し込みの受付期間や試験日などの情報を収集し、受験機会を逃さないようにしましょう。おおまかなスケジュール例10月・11月公務員試験に向けたスケジュール年齢制限、学歴制限、日本国籍を問われる場合がある異なる自治体で試験日が重なることが多い近隣の自治体で同一の試験日を設定するケースが多くなっています。試験日が異なれば、複数の自治体を受験できますが、試験日が重なっていることも多いため、試験日程を把握した上で、どの自治体を受験するかを十分検討しておきましょう。ココがポイント!!基礎能力試験(教養試験)対策の勉強は必須!公務員試験の出題内容受験に際しての注意事項678
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