8 「早くから対策を立てておけば良かった」と嘆く先輩も多い筆記試験。大きく分けて「一般常識試験」と「適性検査」があります。面接に進むための選考になることが多いので、対策は早めに立てましょう。7 多くの企業が書類選考として、エントリーシートを採用しています。取り組んできた自己分析や、業界・職種・企業研究の成果を試されます。いわば「書類上の面接」と言えるでしょう。2025年卒の就職活動から、条件を満たすインターンシップ(就業体験)に参加した学生の情報を、採用選考に利用することが認められました。採用直結型のインターンが「公認」されるのは初めてのことです。インターンの重要度が格段に増すのはもちろん、就職活動の早期化はさらに進行するでしょう。インターンは学生が在学中に一定期間、企業や役所などで行う就業体験です。実際の仕事やグループワークを体験することで働くイメージを明確にして、仕事選びのヒントにすることができ、学生と企業がお互いをよく知ることでミスマッチの防止にもつながります。ただし、大学での学びは重要です。学業や研究を最優先にした計画を立てるようにしましょう。 政府がガイドする就活スケジュールと、実際の選考スケジュールは企業により異なります。「知らない間に志望企業の選考が終わっていた」ということの無いように注意しましょう。また最近は、通年採用を実施する大手企業も増えてきたので、志望する業界や企業の選考スケジュールの動向を注視するようにしましょう。 ピーク時には何社もの選考が集中します。説明会への参加、エントリーシートの提出、面接試験など内容もさまざまで、効率的に行動するためにはスケジュール管理がとても重要になります。「約束を守る」という基本的なルールは、就職活動に限らず、社会人として当たり前のこと。締め切りや時間に遅れるなど、不十分な管理が原因でチャンスを逃すことになっては大変です。しっかりと管理ができるように、手帳を1冊用意することをお勧めします。選考が進むにつれて、近い日程で急に面接の予定が入ることも多くなります。その都度手帳に書き込む癖をつけ、スケジュール管理をこまめに行いましょう。手帳には日時だけでなく、会場の場所や最寄り駅、持ち物、終了予定時間など詳細まで記入しておくのがお勧めです。1ページに1週間分を書き込める手帳は、記入スペースが広いので便利です。10 就職活動の1つの目標。複数の企業から内々定(内定)が出た場合は、結論を延ばしすぎることのないよう、誠実な対応をすることが大切です。また、お世話になった方々へのお礼も忘れずに。23こまめなスケジュール管理を詳細まで記入しておこうエントリーシート提出面接9 採用試験の中で最も重視されるのが面接です。個人面接や集団面接、グループディスカッションなど、いくつかの種類があります。本番では落ち着いて臨めるように、事前に模擬面接をするなどの準備をしておきましょう。必ず志望する業界・企業の最新のスケジュールを確認しようインターンシップに参加しよう筆記試験内定スケジュール管理が大切手帳によるスケジュール管理123
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