東京工業大学 就職ガイドブック 2025
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4自己分析の4ステップ123123 自己分析とは、ズバリ「自分を知る」こと。自分を知らずに、自分に合う仕事や企業を見つけることはできません。「分析しなくても自分のことはよく分かっている」というあなたも、まずは今までの出来事、感じたこと、影響を受けたことなどを振り返り、自分の行動パターンや価値観、考え方、強みなどを整理しましょう。きっとまだ気づいていない自分の魅力が見つかるはず。「自分に向いていることは?」「やりたいことは?」「なぜそう思うの?」など、納得がいくまで考え抜き、方向性を見定めていきましょう。 「自己分析って何のために必要?」と思う人もいるかもしれません。自己分析が必要な理由、それは大きく分けて2つあります。 自分の過去の行動パターンや価値観、考え方、強みを知ることで、「やりたいこと」「できること」の発見につながります。それをもとに業界・職種・企業研究を行えば、最終的には説得力のある「志望動機」にも結びつきます。入社後のミスマッチを防ぐためにも、しっかりと自己分析を行いましょう。 企業は、エントリーシートや面接で「どんな人物なのか」を見ます。自分をアピールするためには、自分自身をよく知り、具体的な強みを説明できなければなりません。自己分析で自分の強みを明確にしましょう。26知っているようで知らない自分のこと。「自分ってどんな人間なのか」「やりたいことは何か」を問う自己分析は、就職活動の第一歩です。した企業選びができるように、早めにスタートすることがポイントです。 自分のことをよく知るために、次の4つのステップで自己分析を行っていきましょう。自分の過去を振り返る過去の行動から、興味を持っていたこと、力を入れて取り組んできたこと、強く印象に残っていることなどをできるだけ細かく書き出し、そこから自分の大切にしている価値観や考え方、好きなことや得意なことなどを知りましょう。長所・短所について考える自分で思う長所・短所だけでなく、家族や友人など第三者にも協力してもらい、他人から見た自分も知っておきましょう。今まで気づかなかった意外な一面に気づくきっかけにもなります。将来の夢・理想について考える自分がどんな人物かを確認できてきたら、次は「就職したらどんな仕事がしたいか」「将来どんなことをやり遂げたいか」などを具体的に考えてみましょう。整理する1〜3で共通してみられる価値観や強みを整理していきましょう。ここで重要なのは、できるだけ客観的な目で整理すること。整理ができたら、どの強み、どのエピソードに説得力があるかを考えて、面接やエントリーシートでアピールするための文章を組み立てます。また、自己分析の結果から、志望する業界・職種・企業の整理もあわせて進めていきましょう。詳しくは、27 ページの「自分を知る(過去の振り返り)」にて詳しくは、28 ページの「自分を知る(長所・短所/将来の自分)」にて詳しくは、28 ページの「自分を知る(長所・短所/将来の自分)」にて詳しくは、29 ページの「自己分析➡自己PR」〜35 ページの「アピールポイントを整理する」にて「やりたいこと」「できること」を明確にするためエントリーシート、面接で自分をアピールするため 深く自己分析をするには早めのスタートが肝心です。自己分析は、途中で行き詰まったり、やり直しをすることも多くあります。3月からのエントリー開始時にしっかりと44自己分析とは自己分析が必要な理由は2つ早めの自己分析が成功のポイント!自己分析

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