::::1::●技術系 業界研究と並行して、職種研究も進めていきましょう。「新卒者の3割が入社3年で離職する」と言われる今の時代。原因の1つは、「イメージしていた仕事と実際の内容が違っている」ことにあります。 世の中にはたくさんの職種があり、同じ職種でも企業によって内容が異なる場合もあります。「どのような仕事をしたいのか」「どのように成長していきたいのか」を明確にし、それを実現できる職種を見つけることが大切です。まずは、どのような職種があるのかを見てみましょう。主に製造業においてものづくりの中核を担う仕事。日々進展する分野であるため、常に新しいものを追い求める研究熱心な姿勢が求められる。将来のことまで視野に入れて、自分に合う職種を見つけよう。それぞれの業界内における専門的な知識・能力を活かす仕事。あらかじめ免許や資格の取得が必要とされている仕事や、入社後に研修や経験を積みながら能力を高めていく仕事など、さまざまなものがある。仕事によっては、経験を積んで独立することも可能である。コンサルタントの分野について43次世代を担う製品・技術を生み出すための研究を担う。研究で生み出された技術を用いて、製品・サービス・環境などの開発および実現のための設計を行う。クリエイティブな要素も強い。設計された製品を生産するため、生産設備の設計や資材、人材などを管理・手配する。製品が一定以上の水準に達しているか、製造段階での品質チェックなどを担当する。建築工事や土木工事において、工事の計画、進行管理、現場の管理監督を行う。顧客企業のニーズをヒアリングし、最適なシステムを設計・構築・提案する。膨大な情報(ビッグデータ)を収集・分析し、価値のある情報を見出し、ビジネスに活用する。特許取得や知的財産の適切な管理で、競争の激しい製造業において、自社の製品・技術を守る役割を担う。クライアントが抱える課題を解決する方法を提案する。経営に関することやIT、人事など専門分野への細分化が進み、専門的なスキルが求められる。株式市場に限らず、個々の企業の状態や経済全般など、幅広く調査・分析を行う。監査・会計・財務の専門家として、会計業務全般、経営コンサルティング業務などを担当する。公認会計士の資格が必要。●戦略系●会計系●IT系●専門系企業の全社経営戦略上の重要な判断をサポートする主に財務・税務面での分析・提案を行うIT導入に関して、システムの企画・提案・構築を行う人事・不動産・株式公開支援・M&A支援、マーケティング等、特定分野に特化する生産管理、技術戦略、知財戦略等について、指導・助言を行う。技術系職種経験者が多い建設技術を中心とした開発・防災・環境保護等に関して、計画・調査・設計・監理をすることによって問題解決をする●建設系サイエンティスト【その他の仕事】ネットワークエンジニア/設計/積算/測量/プログラマーなど 研究開発・設計生産技術品質管理施工管理システムエンジニア(SE)データ知財特許コンサルタント証券アナリストアクチュアリー主に生命保険や損害保険の適切な保険料算定や給付金に備えるための準備金の評価を行う。公認会計士【その他の仕事】弁護士/司法書士/司書/不動産鑑定士/建築士/ファイナンシャルアドバイザー/ディーラー/インストラクター/ツアーコンダクター/ケースワーカー/カウンセラー/教員/大学教授などどのような職種があるのかを知ろう技術系専門職系職種研究
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